岡山障害年金支援センター

ご相談概要

相談時の相談者様の状況

相談者は幼少期から対人関係の苦手さや集団生活での困難を感じており、高校中退後、抑うつ症状や幻聴が現れ、初診を受けられました。その後、症状の悪化と改善を繰り返し、就職と退職を繰り返してきました。令和に入りご結婚のため退職されましたが、病状が悪化し家事を行うことも困難な状態になられました。元々忘れ物や単純なミスが多かったことから検査を受け、注意欠陥多動障害（ADHD）の診断も受けたという経緯がありました。現在、働くことはできず、外出しても人の目ばかり気にして疲れきってしまうなど、日常生活に大きな制限がある状況で、ご自身での複雑な申請手続きに不安を感じ、当センターのホームページをご覧になってご相談いただきました

相談から請求までのサポート

うつ病と注意欠陥多動障害の二つの精神疾患を抱えており、これらをどのように障害年金として請求するかが大きな課題でした。うつ病（反復性うつ病性障害）は初診日より後にADHD（注意欠陥多動障害）の診断を受けていました。障害年金では、複数の精神疾患がある場合、原則として一連の障害としてまとめて「併合（総合）評価」を行うことになります。

当センターでは、まずご本人様から幼少期から現在に至るまでの詳細な生育歴と病歴、そしてADHDの具体的な特性（金銭管理の困難、忘れ物、パニックなど）が日常生活に与えている影響を丁寧にヒアリングし、情報提供資料として整理しました。特に、診断書を作成していただく医師に対し、うつ病による抑うつ状態だけでなく、ADHDの特性が加わることで、いかに日常生活能力が低下しているか（家事の困難、忘れ物によるパニック、引きこもり状態など）を具体的に伝えることに注力しました。

これにより、医師には現在の状態を正確に反映した診断書を作成いただき、うつ病とADHDの特性が相まって日常生活全般に援助が必要な状態であることを、制度に即した適切な表現で申立書と診断書に反映させることができました。

結果

この度の申請により、反復性うつ病性障害と注意欠陥多動障害を併合した評価に基づき、障害基礎年金2級が決定いたしました。さらに、加給加算も含め約年額105万円の受給につながりました。
ご本人様は、「複雑な手続きを代行してもらえて本当に助かった」と、経済的な安心を得られたことに大変喜んでくださいました。

精神疾患や発達障害は、複数の傷病が絡み合っているケースが多く、その場合は「どの傷病でいつ請求するか」が非常に重要になります。障害年金の申請でお悩みでしたら、一度専門家にご相談いただくことをお勧めします。当センターでは、初回無料相談（要予約）を承っております。ぜひご活用ください。

________________________________________________________________________________

「自分の傷病は障害年金の対象になるのだろうか？申請はどうすればいいのだろうか？」
そんな不安や疑問を、ひとりで抱えていませんか？そのお悩み、ぜひ私たちにお聞かせください。
対面・電話・LINEなど、お客さまのご状況に合わせて、柔軟にご相談対応いたします。
※ご相談は【事前予約制】となっておりますので、あらかじめご予約のうえお越しください。

岡山障害年金支援センター（運営：岡山中央社会保険労務士法人）
当センターは、岡山県倉敷市茶屋町にございます。
JR茶屋町駅から徒歩1分の場所ですので、駅を目指してお越しください。

【対象エリア】
岡山市（おかやまし）倉敷市（くらしきし）津山市（つやまし）玉野市（たまのし）笠岡市（かさおかし）井原市（いばらし）総社市（そうじゃし）高梁市（たかはしし）新見市（にいみし）備前市（びぜんし）瀬戸内市（せとうちし）赤磐市（あかいわし）真庭市（まにわし）美作市（みまさかし）浅口市（あさくちし）和気町（わけちょう）早島町（はやしまちょう）里庄町（さとしょうちょう）矢掛町（やかげちょう）新庄村（しんじょうそん）鏡野町（かがみのちょう）勝央町（しょうおうちょう）奈義町（なぎちょう）西粟倉村（にしあわくらそん）久米南町（くめなんちょう）美咲町（みさきちょう）吉備中央町（きびちゅうおうちょう）
※全国どこからでもご相談・ご支援が可能です。遠方の方も、お気軽にお問い合わせください。