岡山障害年金支援センター

ご相談概要

相談時の相談者様の状況

ご本人様がホームページをご覧になり、お問い合わせをいただきました 。
幼少期からの広汎性発達障害の特性に加え、環境の変化に伴う抑うつ状態（気分変調症）に長年苦しまれていました 。特に就労継続が難しく、これまでに複数の職場で障害者雇用枠での勤務を経験するも、職場の環境変化やコミュニケーションの齟齬から体調を崩し、最終的に離職を繰り返されている状況でした 。日常生活においても、掃除や炊事といった家事全般が自発的に行えず、ご高齢のお母様による支援が必要な状態であり、将来への不安から障害年金の受給を希望されていました 。

相談から請求までのサポート

本件では、初診日も比較的古く、複数の医療機関の受診を挟みながら、最終的に現在の基幹病院で「広汎性発達障害」と診断されていました 当事務所では、ご本人への詳細なヒアリングを通じて、幼少期からの発達特性、学校生活、就労経験における具体的な失敗例や困難（コミュニケーションの難しさ、同時処理の苦手さ、感覚過敏など）を時系列で網羅的に整理しました 。特に、就労については、障害者雇用で複数回勤務しても継続できなかった経緯や、リモートワークで週20時間勤務が限界だった点などを強調しました 。これらの情報を「病歴・就労状況等申立書」に詳細に記述し、また、日常生活で親の援助が不可欠な状況（食事、掃除、入浴など）を具体的に伝える「生活状況報告書」を作成し、診断書作成の参考資料として主治医に提供しました 。これにより、ご本人の現在の障害の実態が正確に反映された診断書を作成いただくことができ、スムーズな審査へとつなげました。

結果

無事に障害基礎年金2級の決定通知を受け取ることができ、年間約81万円の受給につながりました。ご本人様は、経済的な不安が軽減され、療養と今後の就労活動に専念できると安堵されていました。

発達障害は、「目に見えにくい障害」であり、日常生活や就労における困難さが適切に伝わらないことも少なくありません。特に複数の精神疾患を併発している場合、専門家による客観的な状況整理と書類作成が、適正な等級認定の鍵となります。障害年金の手続きは複雑であり、ご自身の障害が対象になるか不安な方は、ぜひ一度、当センターの無料相談をご活用ください。

_______________________________________________________________________________

「自分の傷病は障害年金の対象になるのだろうか？申請はどうすればいいのだろうか？」
そんな不安や疑問を、ひとりで抱えていませんか？そのお悩み、ぜひ私たちにお聞かせください。
対面・電話・LINEなど、お客さまのご状況に合わせて、柔軟にご相談対応いたします。
※ご相談は【事前予約制】となっておりますので、あらかじめご予約のうえお越しください。

岡山障害年金支援センター（運営：岡山中央社会保険労務士法人）
当センターは、岡山県倉敷市茶屋町にございます。
JR茶屋町駅から徒歩1分の場所ですので、駅を目指してお越しください。

【対象エリア】
岡山市（おかやまし）倉敷市（くらしきし）津山市（つやまし）玉野市（たまのし）笠岡市（かさおかし）井原市（いばらし）総社市（そうじゃし）高梁市（たかはしし）新見市（にいみし）備前市（びぜんし）瀬戸内市（せとうちし）赤磐市（あかいわし）真庭市（まにわし）美作市（みまさかし）浅口市（あさくちし）和気町（わけちょう）早島町（はやしまちょう）里庄町（さとしょうちょう）矢掛町（やかげちょう）新庄村（しんじょうそん）鏡野町（かがみのちょう）勝央町（しょうおうちょう）奈義町（なぎちょう）西粟倉村（にしあわくらそん）久米南町（くめなんちょう）美咲町（みさきちょう）吉備中央町（きびちゅうおうちょう）
※全国どこからでもご相談・ご支援が可能です。遠方の方も、お気軽にお問い合わせください。