岡山障害年金支援センター

ご相談概要

相談時の相談者様の状況

顧客様からのご紹介でお母様よりご相談をいただきました。ご本人様は幼少期からの発達の遅れや対人関係の困難さに加え、抑うつ症状や希死念慮が悪化し、複数回の入院を経験されている状況でした。適切な言葉遣いや意思疎通が難しく、日常生活はご家族の全面的な援助が不可欠であるものの、精神的な不安定さから申請自体が進められない状況でお悩みでした。

相談から請求までのサポート

ご本人様は、発達障害（自閉症スペクトラム障害）に起因する対人面での困難さや、過去のつらい経験が引き金となったうつ病を併発しており、病態が非常に複雑でした。当センターでは、まずお母様から時間をかけて詳細なヒアリングを実施しました。

ヒアリングでは、幼少期に言語トレーニングを受けていた生育歴、学生時代の登校困難やいじめ、不適切な言動によるトラブル、そして直近での幻聴や希死念慮の出現による入院経緯など、長期にわたる病状の経過と、それに伴う日常生活の具体的な困難を整理しました。特に「病歴・就労状況等申立書」の作成にあたっては、複雑な病状の変遷や、母親の援助なしでは生活が成り立たない現状を、審査側へ正確に伝える表現を厳選しました。

また、初診日以降、受診が中断していた期間もあり、障害認定日時点での症状を医師に正確に理解してもらうことが重要でした。当センターで作成した詳細な情報提供資料を主治医へお渡しし、発達障害とうつ病の双方による日常生活能力の制限が、診断書に適切に反映されるよう、医師との連携を丁寧に行いました。

結果

無事に障害基礎年金2級が決定し、年間約83万円の受給につながりました。

今回のケースのように、発達障害と精神疾患を併発している場合、病状の捉え方や初診日の特定が複雑になりがちです。また、病状が不安定な中で複雑な申請手続きを進めるのは、ご本人様やご家族にとって大きな負担となります。
障害年金の申請でお悩みでしたら、一度専門家にご相談いただくことをお勧めします。

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「自分の傷病は障害年金の対象になるのだろうか？申請はどうすればいいのだろうか？」
そんな不安や疑問を、ひとりで抱えていませんか？そのお悩み、ぜひ私たちにお聞かせください。
対面・電話・LINEなど、お客さまのご状況に合わせて、柔軟にご相談対応いたします。
※ご相談は【事前予約制】となっておりますので、あらかじめご予約のうえお越しください。

岡山障害年金支援センター（運営：岡山中央社会保険労務士法人）
当センターは、岡山県倉敷市茶屋町にございます。
JR茶屋町駅から徒歩1分の場所ですので、駅を目指してお越しください。

【対象エリア】
岡山市（おかやまし）倉敷市（くらしきし）津山市（つやまし）玉野市（たまのし）笠岡市（かさおかし）井原市（いばらし）総社市（そうじゃし）高梁市（たかはしし）新見市（にいみし）備前市（びぜんし）瀬戸内市（せとうちし）赤磐市（あかいわし）真庭市（まにわし）美作市（みまさかし）浅口市（あさくちし）和気町（わけちょう）早島町（はやしまちょう）里庄町（さとしょうちょう）矢掛町（やかげちょう）新庄村（しんじょうそん）鏡野町（かがみのちょう）勝央町（しょうおうちょう）奈義町（なぎちょう）西粟倉村（にしあわくらそん）久米南町（くめなんちょう）美咲町（みさきちょう）吉備中央町（きびちゅうおうちょう）
※全国どこからでもご相談・ご支援が可能です。遠方の方も、お気軽にお問い合わせください。