ご相談概要
年齢 | 50代/女性 |
相談者 | ご本人様 |
傷病名 | 両真珠腫性中耳炎による難聴・平衡機能障害 |
等級 | 基礎障害年金2級 |
支給額 | 約年額78万円 |
相談時の相談者様の状況
お電話にてご相談をいただきました。長年、両耳の真珠腫性中耳炎による難聴と、それに伴うめまいやふらつきに悩まされており、日常生活や就労に大きな支障が出ている状況でした。特に、聴力の悪化と常時感じるめまいの症状が強く、障害者手帳(身体障害者手帳6級、その後4級相当に等級変更予定)をお持ちでしたが、障害年金の申請ができるのか、どのような手続きが必要なのかについて不安を感じておられました。
相談から請求までのサポート
ご相談者様は、真珠腫性中耳炎を発病されて以来、複数回の耳の手術を受け、長期間にわたり治療を継続されていました。 特に、手術後の酷いめまいや吐き気で2ヶ月近く入院された経験や、術後も舌の味覚消失、常時のめまい、聴力低下といった後遺症に苦しまれている状況でした。
当センターでは、まず詳細なヒアリングを行い、発病から現在に至るまでの病状の経過、治療内容、日常生活での具体的な支障、就労状況の変化などを詳細に確認しました。ご相談者様は、補聴器を使用しても会話が困難な場合があることや、めまいにより車の運転ができない、高所作業や長時間の立仕事が難しいなど、多岐にわたる困難を抱えておられました。
これらの情報を整理し、診断書作成時に医師に提供するための資料を作成しました。特に、日常生活における「着替え」「トイレ」「洗面」「入浴」「散歩」が自発的にできるものの援助が必要な場合があること、また「洗濯」「買い物」は自発的にできないが援助があればできるといった具体的な状況を伝えることで、現在の障害の状態が正確に診断書に反映されるよう努めました。 また、就労状況においても、以前勤務されていたクリーニング店を聴力悪化により退職せざるを得なかった経緯や、現在の深夜のコンビニエンスストアでのアルバイトにおいても、コミュニケーションの必要がない業務に限定される状況などを具体的に伝えました。
結果
この度の申請により、両真珠腫性中耳炎による難聴と平衡機能障害で障害基礎年金2級が決定し、年間約78万円の受給につながりました。ご本人様も、長年の苦労が報われたと大変喜んでおられました。お手紙も頂戴し、下段に掲載させていただきました。
難聴やめまいといった症状は、外見からは分かりにくく、日常生活や仕事に与える影響が理解されにくい場合があります。しかし、障害年金は、病気やけがによって生活や仕事に支障が出た場合に受け取れる国の制度です。ご自身の症状が障害年金に該当するのか判断に迷われたら、一度専門家にご相談いただくことをお勧めします。
________________________________________________________________________________
「自分の傷病は障害年金の対象になるのだろうか?申請はどうすればいいのだろうか?」
そんな不安や疑問を、ひとりで抱えていませんか?そのお悩み、ぜひ私たちにお聞かせください。
対面・電話・LINEなど、お客さまのご状況に合わせて、柔軟にご相談対応いたします。
※ご相談は【事前予約制】となっておりますので、あらかじめご予約のうえお越しください。
岡山障害年金支援センター(運営:岡山中央社会保険労務士法人)
当センターは、岡山県倉敷市茶屋町にございます。
JR茶屋町駅から徒歩1分の場所ですので、駅を目指してお越しください。
【対象エリア】
岡山市(おかやまし)倉敷市(くらしきし)津山市(つやまし)玉野市(たまのし)笠岡市(かさおかし)井原市(いばらし)総社市(そうじゃし)高梁市(たかはしし)新見市(にいみし)備前市(びぜんし)瀬戸内市(せとうちし)赤磐市(あかいわし)真庭市(まにわし)美作市(みまさかし)浅口市(あさくちし)和気町(わけちょう)早島町(はやしまちょう)里庄町(さとしょうちょう)矢掛町(やかげちょう)新庄村(しんじょうそん)鏡野町(かがみのちょう)勝央町(しょうおうちょう)奈義町(なぎちょう)西粟倉村(にしあわくらそん)久米南町(くめなんちょう)美咲町(みさきちょう)吉備中央町(きびちゅうおうちょう)
※全国どこからでもご相談・ご支援が可能です。遠方の方も、お気軽にお問い合わせください。