ホーム 投稿 受給事例 双極性感情障害で障害基礎年金2級を受給できたケース

双極性感情障害で障害基礎年金2級を受給できたケース

ご相談概要

相談者 お母様
傷病名 双極性感情障害
等級 障害基礎年金2級
支給額 約年額78万円

相談時の相談者様の状況

相談会にはお母様がお一人で来場されました。インターネット検索で、ご息女様の傷病について調べるなかで障害年金のことを知り、ご相談を希望されました。

9年ほど前から気分に浮き沈みがみられ、精神科を受診。当初はうつ病と診断されていたそうです。ご本人が精神科受診に対して抵抗があったため、通院を拒んだり内科で抗うつ薬の処方を受けたりしながら自宅で療養されていましたが、徐々に悪化。

再度精神科を受診し、現在は双極性感情障害と診断されています。日常生活全般にご家族のサポートが必要で、お母様は看病のため仕事を退職されていた状況でした。

相談から請求までのサポート

初診が9年前で、その間にも何度か転院をされていましたが、初診と現在受診中の精神科クリニックが同じだったため、初診の証明は不要でした。

その代わりに、診断書の依頼の際には再受診までの経緯(転院歴や日常生活)がきちんと反映されるように書類を添付しました。

病歴・就労状況等申立書にはご家族様からヒアリングをした日常生活状況やエピソード、困っている事などを細かく記載しました。

結果

障害基礎年金2級の認定通知をうけとることができ、約78万円の年金を受給することができました。一番症状のひどかった障害認定日の時期はご本人が通院を拒んでおられたため、診断書を取得することができず、事後重症での請求となりましたが、ご本人を支えていらっしゃるご家族様も支給決定の知らせに安心されたご様子でした。

障害年金の請求は、ご本人が行うことが困難な場合が多くあります。そのような場合は、ご家族の方が窓口となって請求を進めることが望ましいでしょう。

当センターではご本人以外の方からでも相談を受け付けておりますので、障害年金の請求をお考えの方はぜひ一度ご相談ください。