岡山障害年金支援センター

ご相談概要

相談時の相談者様の状況

長年の股関節の痛みに耐え、人工関節置換術を受けられた後に、当センターのホームページからご相談いただきました。相談者様は、発症から現在に至るまで、病院に管理栄養士として正社員で勤務を続けられており、共済年金（現在は厚生年金に一元化）にご加入でした 。

発症当初は断続的な痛みでしたが、徐々に痛みが強くなり 、杖を使用 、最終的に人工関節置換術を受けられました 。現在は仕事に支障はないものの、しゃがみ込みなど特定動作に制限があり 、「人工関節にしたら障害年金の対象」と聞いたが、仕事をしているので対象になるか不安を感じておられました。

相談から請求までのサポート

人工関節を挿入置換した場合は、原則としてその日から障害年金3級に該当します。このケースでは、手術日が特定できたため、この日をもって障害の状態が固定したとみなし「事後重症の請求」として準備を進めました 。

特に力を入れたサポートは以下の2点です。
初診の特定と病歴の整理： 初診は近隣の整形外科ですが 、勤務先の病院や大学病院への転院歴が複数あったため、すべての医療機関への受診期間と治療内容を「病歴・就労状況等申立書」で明確に整理しました 。特に、痛みが増悪し、杖を使用し始めた時期 や、就労に支障が出始めた時期（杖使用後） など、機能低下の具体的な状況を時系列で詳細に記述しました。

診断書作成への情報提供： 勤務は続けているものの、術後の関節可動域の制限や、しゃがむ動作ができないなど、日常生活における制限を正確に医師へ伝えるための資料を作成しました 。これにより、医師には単なる人工関節の挿入だけでなく、日常生活動作（ADL）への影響を反映した診断書を作成していただくことができました。

結果

人工関節の挿入置換により、障害厚生年金3級の認定を受けることができ、年額約63万円の受給が決定しました。
相談者様は、長期間勤務を続けられていたため、「仕事をしているから年金はもらえない」と思い込んでおられましたが、人工関節置換術を受けたことにより、働く状況に関わらず障害年金の対象となることをお伝えし、大変安心していただけました。

障害年金は、原則として「働けなくなった人」のための制度ではありません。人工関節置換のように、特定の状態になった方は、仕事をしていても申請の対象になります。申請でお悩みでしたら、まずは専門家である当センターにご相談ください。

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「自分の傷病は障害年金の対象になるのだろうか？申請はどうすればいいのだろうか？」
そんな不安や疑問を、ひとりで抱えていませんか？そのお悩み、ぜひ私たちにお聞かせください。
対面・電話・LINEなど、お客さまのご状況に合わせて、柔軟にご相談対応いたします。
※ご相談は【事前予約制】となっておりますので、あらかじめご予約のうえお越しください。

岡山障害年金支援センター（運営：岡山中央社会保険労務士法人）
当センターは、岡山県倉敷市茶屋町にございます。
JR茶屋町駅から徒歩1分の場所ですので、駅を目指してお越しください。

【対象エリア】
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※全国どこからでもご相談・ご支援が可能です。遠方の方も、お気軽にお問い合わせください。