ご相談概要
| 年齢 | 30代/男性/会社員 |
| 相談者 | ご本人様・奥様 |
| 傷病名 | 広汎性発達障害 |
| 等級 | 障害厚生年金3級 |
| 支給額 | 約年間62万円 |
相談時の相談者様の状況
ご本人様と奥様が当センターのホームページをご覧になりご相談に来所されました。ご本人様は広汎性発達障害と診断されており 、幼少期から集団行動が苦手で友人関係の構築に困難があり、離職や不登校を経験するなど 、長く社会生活で困難を抱えていらっしゃいました。
現在はご結婚され、奥様のサポートのもと会社員として働いていますが、仕事中も常に不安を感じ 、帰宅後も疲労困憊で何もできない状態でした 。
一度、ご自身で障害年金の申請をされたものの「不支給」という結果に終わり、精神的なショックを受けながら、何が原因で不支給になったのか分からず悩んでおられました。
相談から請求までのサポート
不支給決定の原因を特定するため、まずは前回の申請で提出された書類と不支給通知書の内容を詳細に確認しました。その結果、提出された診断書と病歴・就労状況等申立書において、ご本人様の日常生活の具体的な困難さや、職場での困難な状況が十分に伝わっていない可能性があると判断しました。
特に発達障害の場合、職場やご家庭での具体的なエピソード、援助が必要な状況を客観的に示すことが重要です。そこでご夫婦に対し、ご本人様の幼少期から現在に至るまでの生育歴 、エピソード、社会人になってからの短期間での離職 、さらに音や匂いへの過敏さや金銭管理、道迷いなど、日常生活における困難な状況について時間をかけてヒアリングを実施しました。
ヒアリングで得られた情報を整理し、ご家族からの具体的な日常生活における援助の必要性(妻の支援が無いと日常生活は成り立たない等) を重点的にまとめた資料を作成。この資料を主治医へ提供し、ご本人様の障害の状態を年金制度の認定基準に沿って正確に反映した診断書を作成していただきました。
また、ご自身で作成された前回分よりも具体的かつ詳細な「病歴・就労状況等申立書」を当センターで作成し、再請求を行いました。
結果
再請求の結果、障害厚生年金3級の受給が決定しました。
一度不支給決定を受け、落胆されていたご夫婦は、「専門家にお願いして本当に良かった」と大変安堵され、今後の生活の不安が軽減されたと喜んでくださいました。
発達障害(広汎性発達障害)の認定は、日常生活や就労における具体的な援助の程度を正確に伝えることが極めて重要です。一度不支給になった方、申請に不安がある方は、あきらめずに障害年金の専門家である社会保険労務士にご相談いただくことを強くお勧めします。
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「自分の傷病は障害年金の対象になるのだろうか?申請はどうすればいいのだろうか?」
そんな不安や疑問を、ひとりで抱えていませんか?そのお悩み、ぜひ私たちにお聞かせください。
対面・電話・LINEなど、お客さまのご状況に合わせて、柔軟にご相談対応いたします。
※ご相談は【事前予約制】となっておりますので、あらかじめご予約のうえお越しください。
岡山障害年金支援センター(運営:岡山中央社会保険労務士法人)
当センターは、岡山県倉敷市茶屋町にございます。
JR茶屋町駅から徒歩1分の場所ですので、駅を目指してお越しください。
【対象エリア】
岡山市(おかやまし)倉敷市(くらしきし)津山市(つやまし)玉野市(たまのし)笠岡市(かさおかし)井原市(いばらし)総社市(そうじゃし)高梁市(たかはしし)新見市(にいみし)備前市(びぜんし)瀬戸内市(せとうちし)赤磐市(あかいわし)真庭市(まにわし)美作市(みまさかし)浅口市(あさくちし)和気町(わけちょう)早島町(はやしまちょう)里庄町(さとしょうちょう)矢掛町(やかげちょう)新庄村(しんじょうそん)鏡野町(かがみのちょう)勝央町(しょうおうちょう)奈義町(なぎちょう)西粟倉村(にしあわくらそん)久米南町(くめなんちょう)美咲町(みさきちょう)吉備中央町(きびちゅうおうちょう)
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