ホーム 投稿 受給事例 大動脈弁閉鎖不全症で障害厚生年金3級を受給できたケース

大動脈弁閉鎖不全症で障害厚生年金3級を受給できたケース

ご相談概要

年齢 30代/会社員
相談者 ご本人様
傷病名 大動脈弁閉鎖不全症
等級 障害厚生年金3級
支給額 約年間74万円と遡及5年分370万円

相談時の相談者様の状況

相談者様はご本人様。以前より、人工弁置換で障害年金の支給を受けられることは、手術を受けた医療機関から聞いて知っておられました。
しかし正社員で就業しており、収入があるのに受けられるものなのかと疑問に思っていたところ、無料購読誌に掲載されていた記事から、当センターを知り疑問払拭を目的としてご相談にご来場されました。

ご説明を進めて行く過程で、やはり人工弁置換では障害年金3級が確定であること、収入があっても要件を満たしていれば申請でき、支給の可能性は高いことを知り、この時点では自分で手続きするとのご回答で相談終了となりました。
相談終了後、2週間後位に業務多忙で自分ではなかなか書類準備ができそうにないとのご判断で、当センターに再相談の上でのご依頼となりました。

相談から請求までのサポート

ご本人様は勤務先での定期健康診断にて胸部X線検査D判定を受けたことで、初めて心臓に何らかの異常があることを知ります。
それまで自覚症状は一切無かった上、当時何かしらの医療機関への受診履歴もありませんでした。
要再検査の健康診断結果を持っての受診は明らかであった為、初診日証明の取得は特に問題はありませんでした。
また企業から定期健康診断の結果票を取り寄せ、過去に異常はなかったことを証明しました。

次に弁置換術を施行した医療機関へ診断書作成依頼をしましたが、詳細な日常生活は、ワーファリンの継続処方を受けているかかりつけ医への確認等が必要と言われ、医療機関の間でのやり取りに作成迄に時間を要しました。
やっと診断書が届いたと思いきや診断書に記入漏れもあり、残念なことに再度、加筆をお願いする必要がありました。
診断書が完成されましたら、あと重要と言えば病歴・就労状況等申立書の作成です。

ご本人様のご協力もいただき、この後の請求手続き迄は順調に進めることができました。

結果

障害厚生年金3級を取得、年間約74万円を受給できました。
またほぼ丸5年の遡及請求が認められ、一時金として370万円の受給も同時に受けることができ、大変喜ばれました。

医師は診断書を作成される専門家ではありません。記載漏れもあれば記入間違えもあります。
障害年金の診断書は全部で8種類あります。
診断書のどこが重要で、どこが記入必須項目なのか等はなかなか分かり難いものかと思います。

スムーズに申請をすすめるためにも専門家である社会保険労務士をご利用されることをお勧めします。