ご相談概要
年齢 | 60代/男性 |
相談者 | ご本人様・奥様・ご子息様 |
傷病名 | 糖尿病性網膜症 |
等級 | 障害基礎年金2級 |
支給額 | 約年間78万円 |
相談時の相談者様の状況
広報誌をご覧になり、ご本人様よりお問い合わせをいただきました。数年前から糖尿病性網膜症による視野狭窄の症状を自覚され、現在では運転も医師から止められる状態であるとのことでした。以前に年金事務所へ相談に行かれた際に、遡及請求を勧められたものの、具体的な手続きの進め方や、初診日の特定、そして国民年金免除期間の取り扱いについて不安を感じておられました。特に、最初の通院先での紹介状に記載された情報から、初診日が厚生年金加入期間に該当する可能性がないか、という点がご本人の大きな懸念事項でした。
相談から請求までのサポート
まず、ご本人から詳しくヒアリングを行い、糖尿病の発症から現在の眼の症状に至るまでの経緯、特に初診日に関する情報を丁寧に聞き取りました。ご本人がかかりつけ内科を初診として認識されており、当時の状況から国民年金免除期間であったとのことでしたが、念のため、当時の就労状況や厚生年金加入履歴を詳細に確認する必要がありました。初診日の特定は障害年金申請において最も重要な要件の一つであるため、ご本人の記憶と記録を照合し、慎重に進めました。
次に、現症診断書がすでに取得済みで、視野に関する記載から障害基礎年金2級に該当する可能性が高いことを確認しました。しかし、遡及請求を見据えると、現在の診断書だけでなく、障害認定日時点の症状を証明する診断書が必要となるため、当時の通院状況や治療内容を再度整理し、必要に応じて当時の医療機関への照会も視野に入れてサポートを進めました。特に、過去の医療機関との連携が難しいケースも多いため、当センターが医療機関との橋渡し役となり、適切な診断書作成に向けた情報提供を行いました。
結果
このたび、無事に障害基礎年金2級が決定し、年間約78万円の受給につながりました。ご本人様は年金事務所での相談で複雑に感じていた初診日の問題や遡及請求の可能性について、専門家が介入することでスムーズに手続きが進み、大変安心されたご様子でした。
障害年金の申請は、初診日の確定や病歴の証明、そして現在の症状を正確に診断書に反映させるなど、専門的な知識と経験が必要となります。特に初診日が古い場合や、複数の医療機関を受診されている場合など、複雑なケースでは専門家へのご相談をお勧めします。
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岡山障害年金支援センター(運営:岡山中央社会保険労務士法人)
当センターは、岡山県倉敷市茶屋町にございます。
JR茶屋町駅から徒歩1分の場所ですので、駅を目指してお越しください。
【対象エリア】
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