岡山障害年金支援センター

ご相談概要

相談時の相談者様の状況

LINEでご相談をいただきました。長年の透析治療を受けられている中で、障害年金の申請を検討されていました 。しかし、20年以上前の初診日証明が困難なこと、特に会社の健康診断での指摘をどう扱えばよいか不安を感じておられました 。
お話を伺い、2級の可能性と対応策をご提案し、サポートをご依頼いただきました。

相談から請求までのサポート

今回の申請で最も大きな課題は、20年以上前の初診日証明でした 。ご本人が最初に腎臓の異常を指摘されたのは平成9年頃の会社の健康診断でしたが、この記録は残っていませんでした 。そこで、当事務所はまず、健康診断で異常を指摘された約2ヶ月後に受診された医療機関に対し、当時の受診記録の開示請求を行いました 。幸い、この受診記録から当時の状況が確認でき、この受診日を初診日として申請を進めることになりました。

次に、診断書の作成においては、医師に正確な情報が伝わるよう尽力しました 。ご本人の病状の経過や現在の日常生活、就労状況の詳細をまとめた情報提供資料を作成し、医師にお渡ししました 。特に、週3回、1回4時間の透析治療を継続されていることや、仕事中に立ち眩みなどの体調不良があることなど、日常生活や仕事への具体的な影響を細かくお伝えすることで、より実態に即した診断書を作成していただくことができました。

さらに、病歴・就労状況等申立書には、ご本人からのヒアリングに基づき、発病から現在に至るまでの詳細な病歴と、就労・日常生活の状況を具体的に記述しました 。高校卒業後の健康診断での指摘から始まり 、その後の受診中断期間での食事療法 、体調悪化による透析導入 、透析導入後の就労状況 、そして現在の仕事内容や仕事中の体調不良 に至るまで、審査に必要となる情報を網羅的に、かつ分かりやすくまとめました。これらの資料作成を通じて、ご本人の状況が審査側に正確に伝わるよう、きめ細やかなサポートを行いました。

結果

この度の申請により、慢性腎不全で障害厚生年金2級が決定し、年間約172万円の受給につながりました。初診日の証明が困難であったにもかかわらず、長年の透析治療の状況が適切に評価され、ご本人様も大変安心されたご様子でした。

障害年金の申請は、初診日の特定や診断書の記載内容など、専門的な知識が必要となる場面が多くあります。当センターでは、複雑なケースにも対応し、ご依頼者様が適切な障害年金を受給できるようサポートしております。初回無料相談も承っておりますので、どうぞお気軽にお問い合わせください。

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「自分の傷病は障害年金の対象になるのだろうか？申請はどうすればいいのだろうか？」
そんな不安や疑問を、ひとりで抱えていませんか？そのお悩み、ぜひ私たちにお聞かせください。
対面・電話・LINEなど、お客さまのご状況に合わせて、柔軟にご相談対応いたします。
※ご相談は【事前予約制】となっておりますので、あらかじめご予約のうえお越しください。

岡山障害年金支援センター（運営：岡山中央社会保険労務士法人）
当センターは、岡山県倉敷市茶屋町にございます。
JR茶屋町駅から徒歩1分の場所ですので、駅を目指してお越しください。

【対象エリア】
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