ご相談概要
年齢 | 40代/女性 |
相談者 | ご本人様 |
傷病名 | 下行結腸がん・肺転移・縦隔リンパ節転移 |
等級 | 障害厚生年金3級 |
支給額 | 約年額62万円 |
相談時の相談者様の状況
40代の女性で、夫と中学生のお子さんとの3人暮らし。事務職としてフルタイムで勤務されていました。
初期症状として下痢症状を発症し、その半年後下血も見られ、近医を受診されました。
内視鏡検査の結果、下行結腸がんと診断され、専門病院へ紹介。その後、手術により下行結腸の一部を切除し、肺の線維化も確認されステージ3と告げられました。肺の一部切除も行われ、長期間にわたり化学療法を継続。抗がん剤の強い副作用(倦怠感、吐き気、手足のしびれ、皮膚症状など)により、日常生活に大きな支障が生じていました。一時休職後、現在は週3日、1日6時間弱の事務職に復帰されていますが、リンパ節への転移も確認され、抗がん剤治療が続いています。投与後は体調不良が続くため、ご主人の全面的な支援が必要な状況でした。
相談から請求までのサポート
ご相談者様は、初診のクリニックから手術を受けた病院、そして現在も治療を継続されている病院と、複数の医療機関を受診されていました。
そのため、それぞれの医療機関からの情報収集と連携が非常に重要となりました。現在使用されている抗がん剤は「治癒切除不能な進行・再発の結腸・直腸がん」に用いられ、重篤な皮膚障害や間質性肺炎などの副作用がある点を踏まえ、医師への診断書作成依頼を行いました。
診断書の作成においては、ご相談者様が日常生活で直面している具体的な困難や、抗がん剤治療による体調の変化、ご家族のサポート状況などを詳細に記載していただくよう、医師に丁寧に依頼。
病歴・就労状況等申立書には、発病から現在までの治療経過、就労状況の変化、日常生活における具体的な支障を詳しく記述し、審査機関に状況が正確に伝わるよう尽力しました。
結果
申請の結果、下行結腸がん・肺転移・縦隔リンパ節転移による障害厚生年金3級が認定され、年間約62万円の受給が決定しました。
これにより、ご相談者様は経済的な不安を大きく軽減し、今後の治療に安心して専念できる環境を整えることができました。
現在は、ご家族の温かい支えのもと、治療と体調の回復に向けて前向きに取り組んでいらっしゃいます。
がんは、病状の進行度や治療内容、そして日常生活や就労に与える影響によって、障害年金の対象となる可能性があります。
特に、抗がん剤治療による副作用は、障害の程度を判断する上で重要な要素となります。
障害年金の申請でお悩みでしたら、一度専門家にご相談いただくことをお勧めします。
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「自分の傷病は障害年金の対象になるのだろうか?申請はどうすればいいのだろうか?」
そんな不安や疑問を、ひとりで抱えていませんか?そのお悩み、ぜひ私たちにお聞かせください。
対面・電話・LINEなど、お客さまのご状況に合わせて、柔軟にご相談対応いたします。
※ご相談は【事前予約制】となっておりますので、あらかじめご予約のうえお越しください。
岡山障害年金支援センター(運営:岡山中央社会保険労務士法人)
当センターは、岡山県倉敷市茶屋町にございます。
JR茶屋町駅から徒歩1分の場所ですので、駅を目指してお越しください。
【対象エリア】
岡山市(おかやまし)倉敷市(くらしきし)津山市(つやまし)玉野市(たまのし)笠岡市(かさおかし)井原市(いばらし)総社市(そうじゃし)高梁市(たかはしし)新見市(にいみし)備前市(びぜんし)瀬戸内市(せとうちし)赤磐市(あかいわし)真庭市(まにわし)美作市(みまさかし)浅口市(あさくちし)和気町(わけちょう)早島町(はやしまちょう)里庄町(さとしょうちょう)矢掛町(やかげちょう)新庄村(しんじょうそん)鏡野町(かがみのちょう)勝央町(しょうおうちょう)奈義町(なぎちょう)西粟倉村(にしあわくらそん)久米南町(くめなんちょう)美咲町(みさきちょう)吉備中央町(きびちゅうおうちょう)
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