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右下肢麻痺で障害基礎年金2級を受給できたケース

ご相談概要

年齢 40代/パート勤務
相談者 ご本人様・付添人様
傷病名 交通事故による右下肢麻痺
等級 障害基礎年金2級
支給額 約年額78万円と遡及5年分400万円

相談時の相談者様の状況

相談会にはご本人様が付き添いの方を伴い来場されました。
知人の方が障害年金制度を教えてくださり、年金事務所へ相談に行かれたにも関わらず、年金事務所の対応に不満を持たれていたタイミングで、弊社の相談会開催記事が目に入り、ご相談を申し込まれました。
相談時点ではご本人様は就業されており、障害年金が受給できるとは全く思っていませんでした。

左下肢の機能は失われていませんでしたが、日常生活、就労時ともに終日、車椅子をご利用されていました。

相談から請求までのサポート

まず事故発生時より20年近く経っており、事故証明を取ることが先決でしたが、警察、保険会社等全く事故証明となる資料は残っていませんでした。
相手がいる事故であったこともあり、損害賠償請求で裁判を起こしていたので、裁判記録の開示手続きを行い、無事に事故証明を取ることができました。
合わせて当時の損害賠償金額も判決書面から確認できました。

次に障害手帳の取得から症状固定日が障害認定日前であった為、症状固定日を訴えての遡及請求ができることが判明しました。
障害認定日も相談時も通院しておらず、再度通院していただきましたところ、当時の主治医が在職されていた為、スムーズに診断書の作成を依頼することができました。

病歴・就労状況等申立書にはご家族様からヒアリングをした日常生活状況やエピソード、困っている事などを細かく記載しました。

結果

障害基礎年金2級の認定通知を受け取ることができ、約78万円の年金を受給することができました。症状固定日も認められ、遡及請求も叶いました。
ご本人を支えていらっしゃるご家族様も支給決定の知らせに安心されたご様子でした。

障害年金の請求は、ご本人が行うことが困難な場合が多くあります。
そのような場合は、ご家族の方が窓口となって請求を進めることが望ましいでしょう。

当センターではご本人以外の方からでも相談を受け付けておりますので、障害年金の請求をお考えの方はぜひ一度ご相談ください。