ホーム 投稿 受給事例 脳出血による肢体麻痺、高次脳機能障害で障害基礎年金1級を受給できたケース

脳出血による肢体麻痺、高次脳機能障害で障害基礎年金1級を受給できたケース

ご相談概要

年齢 60代/主婦
相談者 ご主人様
傷病名 脳出血
等級 障害基礎年金1級
支給額 約年額98万円

相談時の相談者様の状況

以前、年金事務所に何度が通って相談され、自身での申請は無理だと諦めていましたが、たまたま当センターの障害年金のテレビCMを見て可能性があるかも・・・と思われ、ご連絡頂いたのは脳出血で倒れられた奥様の介護をされているご主人様でした。

お話を伺ってみると、最初に脳出血で倒れて入院治療やリハビリ後も右半身に麻痺が残った状態で、自宅でリハビリ体操をされていた時に、目眩が起こり、転倒してしまった拍子に全身を強打され、その後は歩行困難となり通院のための外出もままならなくなり、医師の訪問診療を受ける状態になってしまったとのこと。
転倒されてからは、10分以上身体を起こしておくのが難しく、ほぼ1日ベッドの上で過ごし、以前のように前向きにリハビリに取り組む意欲もなくなっている状況でした。
通院も出来ないため月に2度、医師の訪問診療を受けられていたので、高額な費用もかかってしまうことでした。

相談から請求までのサポート

ご主人からのヒアリングの中で、肢体の麻痺以外にも短期記憶障害や意欲低下などの症状も見受けられたため、担当の医師にご相談いただき高次脳機能障害での申請も同時に検討しました。
担当の先生も高次脳機能障害の症状だとの認識をお持ちでしたので、その点はスムーズに進めることができました。
身近で介助をされているご家族には日常の当たり前の事でも、客観的にお話を伺うと、ご本人の症状の重さを推し量ることができます。
病歴申立書作成にあたり、日常生活の支援の内容や奥様のご様子などを詳しくヒアリングさせていただきました。

事後重症請求のため、出来るだけ早く申請が出来るように支援させていただきました。
診断書の修正などを依頼させていただきましたが、無事予定月内での申請を済ませることができました。

結果

電話やFAX,郵送でのやりとりで無事、障害基礎年金1級が決定し、約98万円の受給が決定しました。
更新月まで3年間認められました。
ご自身での申請は諦めている状況で、思い切って専門家に依頼して本当に良かったと喜んでいただけました。

日常生活もままならない状態ということを実情どおり診断書に反映していただくために、医師に提出する資料に「日常の様子の資料」等を添付しました。
何回も修正のお願いをすると医師の負担になるため、スムーズに申請をすすめるために、専門家である社労士にまずご相談頂くといいと思います。